Discoloration
嬉しくないけど、
百発百中のあたしの勘が
当たった。
しかも危ない時、限定の勘が。
やっぱり、普通じゃなかった。
この真っ黒い人と同じく、
全員、かなりのイケメン!!!///
何のために、2年も他の所に行って、
こっちに戻ってきてからも
頭のいい公立高に入ったんだ。
全部、目立たないようにするためじゃん!
なのに・・・
いきなり、
目立つ人たちに捕まった!
しかもかなりのイケメンたち!!
ここからどうやって抜け出そうと
案を考えていると・・・
「さっきは悪かった。
腹は大丈夫かよ?」
190cmぐらいの高さにある、
頭を少しだけさげた。
「あ!
あたしを踏んだ、茶髪っ!それに
ワンコにキレ目に眼鏡さん!」
「茶髪ぅ?
諒のやつだけ‘さん‘付け?
しかも、俺らの名前知らないのかよ?
まぁ、いいや。俺は勇。
赤西 勇だ。」
「僕はー、