Honey Love
三組につくと、俺はすぐに杏梨の姿をみつけた。


杏梨は文句を言いながらも貸してくれ、


そのあとは、二人でくだらないことを話していた。


「あはは!!大輝ぜったい変だよ~!!」


デカイ目がくしゃっとなる、この笑顔がすっげえまぶしい。


「俺が変なんじゃなくて!アイツがさ~」


「ひとのせいにするな~(笑)!」


だんだん話がはずんできた、そのとき・・・・



「おい、杏梨・・・。」


柳川とかいうヤツが、杏梨に話しかけてきた。


「優吾くん?」


杏梨はすぐにアイツの方へ行ってしまった。



――むかつく。


なんであんなやつ・・・・。



俺はイライラしたまま


教室に戻った。
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