Steady
私の心とは反対に

綺麗に晴れ渡った青空が

車窓に映る。


今日の電車は

いつもよりも空いているお陰で

座ることが出来た。


私はカバンから

携帯電話を取り出すと

ゆっくりキーボタンを押し始める。


このモヤモヤした気持ちを

どうにかしたい。


そう思いながらも

迷いながら、

決定ボタンを押した。



title:no title

text:ミィ、いきなり

   メールしてゴメンね。

   私、これから敦と

   どうしたらいいか

   分からなくて。

   やっぱりあの頃には

   戻れないのかな。





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