御曹司なんてお断りっ◆
***
******
~~~♪♪♪
「あ。」
休憩から戻ったら
デスクから着信音。
いけない、置きっぱなしだったんだ。
ディスプレイを見る間もなく
慌てて通話ボタンを押す。
「はいーーー」
『ちょっとぉ~建志ぃ??
今何してるのぉ?会いたいんだけど~』
甘ったるい女性の声。
「・・・・」
私は携帯電話を耳から離して、見る。
あ~しまった。
建志の携帯電話と間違えて持ってきてしまった・・・。
「-すいません。これは建志の携帯電話ですが…」
『ちょ…だれぇ?新しいセフレ?』
・・・・兄の恋愛事情を暴露するのはやめてほしい。
あーぁ。思わずため息をついて
自分のデスクから、離れて
廊下の方へ出る。
「--あの、建志に夜折り返しさせますので…」
『えぇ~何?今日はあなたとヤルわけぇ?
ふざけないでよ。月曜はあたしとプレイでしょ?』
月曜はって…建志日替わりでいるわけ?
っていうか、プレイって何よ。
心の中で呟いてから、
また、ため息をついた。
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~~~♪♪♪
「あ。」
休憩から戻ったら
デスクから着信音。
いけない、置きっぱなしだったんだ。
ディスプレイを見る間もなく
慌てて通話ボタンを押す。
「はいーーー」
『ちょっとぉ~建志ぃ??
今何してるのぉ?会いたいんだけど~』
甘ったるい女性の声。
「・・・・」
私は携帯電話を耳から離して、見る。
あ~しまった。
建志の携帯電話と間違えて持ってきてしまった・・・。
「-すいません。これは建志の携帯電話ですが…」
『ちょ…だれぇ?新しいセフレ?』
・・・・兄の恋愛事情を暴露するのはやめてほしい。
あーぁ。思わずため息をついて
自分のデスクから、離れて
廊下の方へ出る。
「--あの、建志に夜折り返しさせますので…」
『えぇ~何?今日はあなたとヤルわけぇ?
ふざけないでよ。月曜はあたしとプレイでしょ?』
月曜はって…建志日替わりでいるわけ?
っていうか、プレイって何よ。
心の中で呟いてから、
また、ため息をついた。