御曹司なんてお断りっ◆
その場で志保をゆっくりと押し倒す。
絨毯の微妙な柔らかさが
やけに心地悪い。
ヤバいな止まらないーー
志保はもうほぼ下着だけの官能的な姿
これで、理性が持つ男の方が珍しいだろ。
志保の一瞬おびえたような瞳を見つめて、
俺はその瞳にキスを落とした。
苦いーー
口に広がった微妙な苦さ。
志保の一筋の涙で俺は我に返った。
「---ごめん。」
強く握りしめていた腕をあわてて解放した。