御曹司なんてお断りっ◆

志保から、場所を聞き
直人のレストランにいるという。

軽く動揺した声が、またかわいらしい。

きっとその声を聞いている俺は実ににやけていただろう。


すぐに迎えに向かう。

優秀な秘書には冷たい視線を投げかけられたが、
ある程度めどがついていたため、
思った以上にすんなり退社できた。



早く 会いたい。


気持ちだけが焦る。


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