御曹司なんてお断りっ◆



夕べは、
志保に薄っぺらい男宣言をされて、

家に送るというのを
かたくなに拒否された。


俺、別にストーカーとかしないし。


『無理。絶対無理。送ってもらうぐらいなら、
 私はここで降りる』
といって、走らせてる車から
そのまま降りようとするので、

あきらめて、
志保の希望通り、
駅にて解散。



なにも手も出さず
駅でさようならって・・・



高校生かよ・・・・。



書類をペラペラめくりながら
モニターにも目をやって
メールチェックも同時進行。

「はぁ。」

思わずため息。



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