安堵する雨音 ―愛しき指使い―



――裸になって抱き合うのって簡単すぎて面白くない。




服をまくしあげ、まさぐられている感じが
たまらなく気持ちいい。






亮介の指は私にいろんな余韻を残して、私から離れた。





そして私も、何事もなかったように彼から離れ、バーを後にした。






< 8 / 15 >

この作品をシェア

pagetop