年上の彼
あなたの左手の薬指には最愛の人との愛の証が大きな存在感を放っている。


彼は私を独り占めする。
でも
私は決してあなたを独占することはできない。


好きになっても傷つくだけだと分かっていても、
必死に彼の一部だけでも繋ぎ止めようとする自分がいる。


その私の想いに応えるようにあなたは今日も私の頭のてっぺんから足の先まで全身こよなく愛し尽してくれる。
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