僕がもらった神恋
「あっ、どうも・・・」


愛梨は顔を引き攣らせながら、
一応軽く頭を下げた。



「何してるん?」


「いえ、別に・・・」


私はこの人が嫌い。

よくわからないけど、
博己にとってはいい人ではない。


博己との過去までわからない、
でも何かすごく嫌な感じが
ひしひしと伝わってきていた。



「求人・・・?」


戸山は私が見ていた広告に目を移した。



「仕事探してるん?」


「えっ!? あ、はい・・・」


「そうなんだ・・・」


早くこの場を去りたい。



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