僕がもらった神恋
「福士、聞いてるか?」


「ああっ、ああ・・・」


俺はいろいろと頭の中で考えてると、
放心状態になっていた。



「とにかく、戸山さんには
気を付けろよ。」


「ああ・・・」


豊永は、
「福士、絶対幸せになれ!!」
そう言ってくれた。



俺はその言葉で少し救われたけど、
心はモヤモヤして仕方ない。


知里ちゃんへの申し訳なさ。

そして戸山さんへの怒り・・・


そしてなにより愛梨のこと・・・


戸山さんが愛梨に近付く?


大丈夫、
大丈夫だと信じたい!!


でも俺の心の中は不安でいっぱいだった。



とにかく早く帰って愛梨のそばにいよう。


俺は豊永と別れて、
急いで家へと向かった。


しかし博己はその帰り道で
とんでもないものを
見てしまうことになった・・・


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