僕がもらった神恋
愛梨の危機!!
その頃、愛梨と戸山は
一緒にバイト先に向かっていた。



「愛梨ちゃんは、
何の店がいいの?」


「なんでもいいです、
作る方なら。」


「そうかぁ。
料理に自信があるんやね?」


「いえ、そんなんじゃっ!!
でも、少しあります。」


愛梨は否定しつつも、
自信ありげに微笑んだ。



「フッ、自信あるんや?」


「ちょっとですよ。」


「ちょっとね?
ああ、福士が羨ましいなぁ~。」


そう言って戸山もニコッと微笑んだ。



二人はそんな会話をしながら街中を抜け、
路地裏に入って行った。





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