僕がもらった神恋
その頃、博己は急いで家に
向かっていた。


近道するか。


そしていつもとは違う、
路地裏を抜けることにした。



この辺はホテル街があって、
カップルばっかりやから
通るのは嫌やったけど、
今日は仕方ない。


そう言って足早に路地裏を抜ける。



うわぁ~相変わらず、
イヤらしい雰囲気やなぁ~・・・


博己は横目でキョロキョロと
ホテルを見ながら歩く。



「あれっ!?」


博己は何かを見つけ立ち止った。



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