僕がもらった神恋
「はい。」


知里は缶コーヒーを
博己に差し出した。


「ありがとう。」


知里はニコッと微笑んで
博己の隣に座った。


知里は仕事を抜け、
博己と店近くの公園に来ていた。



「仕事は大丈夫?」


「うん、ちょうど休憩時間だったし。」


知里は缶コーヒーを開け、
一口、喉に流し込んだ。



「はぁーっ、美味しい。」


知里は『生き返るぅ~!!』
と、いうような表情で微笑んだ。



知里ちゃん・・・


なんかあの頃と同じだな・・・



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