僕がもらった神恋
「愛梨・・・!?」


「ハァハァ・・・」


博己は不思議そうに愛梨を見た。



「ごめんね・・・博己・・・
ハァハァ・・・」


「えっ!?」


「私・・・人間じゃないの・・・
ハァハァ・・・」


「人間じゃ・・・ない・・・?」


「うん・・・ハァハァ・・・
私・・・妖精・・・なの・・・」


「妖精?」


「うん・・・ハァハァ・・・
私は・・・博己の・・・ハァハァ、
やさしさから生まれたの・・・」


俺のやさしさ・・・?



「愛梨、何言ってんだおまえ?」


「博己・・・」


愛梨のまっすぐな瞳、
とても嘘をついてるようには思えない。



でも・・・

でも、妖精って・・・




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