僕がもらった神恋
俺が風呂に入ってる間に、
愛梨は食事の用意をしてくれた。



「おおっ、今日はコロッケ!?」


「うん。好きでしょ?」


「うん、大好物!!」


「フフッ。」


と、相変わらず愛梨は変な言葉を言う。
まるで俺が好物なのを
知ってたかのように。


でも、別にそんなのどうでもいい。


俺が今に幸せを感じているから。


愛梨がどんな人間だろうと、
過去に何があったのだろうと、
俺には関係ない。


困った愛梨をここに住まわせているのだけど、、
いつの間にか俺が愛梨を必要としていた。






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