僕がもらった神恋
「なぁ愛梨。」


「んんっ!?」


「毎日、しんどくないか?」


「何が!?」


「いや、掃除とか料理とか・・・
たまにはサボってええねんぞ?」


「大丈夫!!
だって毎日楽しいもん!!」


「楽しい?」


「うん、自分のためだけじゃなく、
誰かのために料理をして、
『美味しい』って食べてくれて。
毎日が充実してて、本当に楽しいんだ。」


そう言って愛梨はニコッと笑った。



愛梨・・・


「ありがとな。」


「フフッ。」


食卓を囲み、二人笑った。



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