僕がもらった神恋
「あっ!!」


俺は思わず声を上げてしまったけど、
変な妄想ばかりしていたから、
何も言えずにただ愛梨を見ていた。



ど、どうしよう・・・


変なこと考えてたことが
また見透かされたのか?


じっと俺を見つめる愛梨の視線が
なんだか冷たく感じる。



ど、どうしよう・・・


な、なんか言わないと!!

言い訳しないと・・・


俺は変な汗が体中から
湧き出るのを感じた。



すると、


「ねぇ、博己。」


愛梨が俺の名前を呼んだ。



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