僕がもらった神恋
「じゃあ、これにする。」


「うん。」


「博己、ホントにいいの?」


「ええよ。
俺からの感謝の気持ち。」


「ありがとう。」


愛梨は博己にニコッと微笑んだ。



「うん。
じゃあ、スカートとかも買うか?」


「えっ!? いいよ!!
これだけで十分!!」


「遠慮するなって、
ここの服はそんなに高くないから
もう一着ぐらい買えるで。」


「いや、ホンマにええよ。」


遠慮する愛梨も気にせず、
服を選びだす博己。



その時、


「福士じゃないか?」


二人の前に一人の男が現れた。



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