僕がもらった神恋
「戸山さん・・・」


「久しぶりやな、
元気してたか?」



戸山要(トヤマ カナメ)

博己が高卒で就職した
会社の先輩にあたる人だった。

博己は訳あってその会社を退職していた。




「はい、なんとか・・・」


「そうかそれならよかった。
とゆうか、ごめんなあの時は・・・」


「いえ・・・」


「おまえのおかげで俺は救われた。
ホンマにありがとう。」


そう言って博己に頭を下げる戸山。


「や、やめてください戸山さん!!」


訳ありそうな二人・・・


そんな二人を見て何かを感じ取ったのか、
愛梨は戸山を静かに睨みつけた。



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