僕がもらった神恋
その頃、戸山は会社の後輩たちと、
博己と愛梨が去って行く姿を見ていた。



「あれ、福士じゃないですか?」


「ああ。」


「しゃべったんすか?」


「ああ。」


「あいつ・・・女連れてる?
まさか彼女じゃあ・・・」


「彼女だってよ。」


「マジっすか!?
福士が彼女!?
あの冴えないモテない男が
あんな可愛い子を!?
冗談でしょ?」


「ああ、冗談だろうな。」


「えっ!? どうゆうことっすか?」


後輩たち首を傾げながら戸山を見た。



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