初恋は実らない
「一浪…するのかな?」
雅也の言葉が遠くに聞こえる。
何してんねん、俺。
分からんかったら訊けば済む事やろ?
そやけど・・・
電話?
メール?
一歩踏み出す勇気が出んのんは、なんでや?
雅也の存在も忘れて悶々とする俺に
「橋本ク~ン」
声を掛けて来たのは、小西だった。
雅也の言葉が遠くに聞こえる。
何してんねん、俺。
分からんかったら訊けば済む事やろ?
そやけど・・・
電話?
メール?
一歩踏み出す勇気が出んのんは、なんでや?
雅也の存在も忘れて悶々とする俺に
「橋本ク~ン」
声を掛けて来たのは、小西だった。