初恋は実らない
式典はあっという間に終わって・・・。
今はHRで最後のお喋りタイム。
時折、淳ペーがこっちを見てるけど。
気付かないフリをして、近くの女の子達と談笑してる。
そのまま、その輪からはみ出ないように校門を抜けようとした時
「実咲!」
淳ペーに声を掛けられた。
聞こえないフリをしなきゃ!
今の私はかなり挙動不審だろうなぁ。
スルーする私に苛ついたのか、手首を掴まれた。
あぁ、捕まっちゃったよ・・・。
「実咲! 呼んどんのに何無視してんねん!」
「え?? そうだった? そりゃ悪かった…ごめ~ん」
「クサい芝居しよってからに・・・」
こりゃ、かなりご立腹だ。
当然っちゃ、当然だけども。
今はHRで最後のお喋りタイム。
時折、淳ペーがこっちを見てるけど。
気付かないフリをして、近くの女の子達と談笑してる。
そのまま、その輪からはみ出ないように校門を抜けようとした時
「実咲!」
淳ペーに声を掛けられた。
聞こえないフリをしなきゃ!
今の私はかなり挙動不審だろうなぁ。
スルーする私に苛ついたのか、手首を掴まれた。
あぁ、捕まっちゃったよ・・・。
「実咲! 呼んどんのに何無視してんねん!」
「え?? そうだった? そりゃ悪かった…ごめ~ん」
「クサい芝居しよってからに・・・」
こりゃ、かなりご立腹だ。
当然っちゃ、当然だけども。