初恋は実らない
ためらう事なくインターホンを押した。
『は~~い』
飛び出して来たのは・・・
淳ペーのお母さんだった。
「あれ!? 実咲ちゃん・・・?」
「ご無沙汰してます」
「イギリスに・・・行ったんじゃなかったっけ??」
『?マーク』満載で問いかけるおばさんに、私は答えた。
「祖母が入院して…一時帰国してるんです。
えと、淳ペ…じゃない、淳くんは?」
「淳?あ~、あのバカまだ帰って来てないのよ。
時々、友達の家に泊まる事はあっても必ずメールして来るのに。
夕べに限っては無・断・外・泊!!
帰って来たら絞める。反省させちゃる!!」
し、絞める・・・?
いやいや、今はそうじゃなくて。
「実は10時に待ち合わせしてたんですけど全然来なくて・・・。
もしかしたら事故に遭ったとか」
「事故!?」
『は~~い』
飛び出して来たのは・・・
淳ペーのお母さんだった。
「あれ!? 実咲ちゃん・・・?」
「ご無沙汰してます」
「イギリスに・・・行ったんじゃなかったっけ??」
『?マーク』満載で問いかけるおばさんに、私は答えた。
「祖母が入院して…一時帰国してるんです。
えと、淳ペ…じゃない、淳くんは?」
「淳?あ~、あのバカまだ帰って来てないのよ。
時々、友達の家に泊まる事はあっても必ずメールして来るのに。
夕べに限っては無・断・外・泊!!
帰って来たら絞める。反省させちゃる!!」
し、絞める・・・?
いやいや、今はそうじゃなくて。
「実は10時に待ち合わせしてたんですけど全然来なくて・・・。
もしかしたら事故に遭ったとか」
「事故!?」