初恋は実らない
淳ペーに好きな子が出来た・・・。

そっか、そうなんだ。

今はその子と付き合う為の準備期間？
真剣に、その子の事が好きなんだね。

「何？実咲ちゃんたらショック受けてる？」

本当は・・・ショックだった。

でも、この気持ちは封印したんだ。
表に出しちゃダメ。
特に雅也くんにバレる訳にはいかない。

「ま、まさか！！
いつもいつも短期間で終わっちゃうから心配してただけ。
でも、そっかー。
自分から好きになった子が相手なら・・・長続きしそうだね！」

「うん。あとは相手の子の気持ち次第だよね？
淳なら、振られたりしないと思うんだけどさ。
『まだ時機じゃない』って考えてるみたいなんだよね。
結構 用心深いんだよな、淳って」

「そっか。　じゃ応援しなきゃね！」

「応援・・・？実咲ちゃんは応援するの？」

「そりゃまぁ、中学からの腐れ縁ですから！
幸せになってほしいもん」

「実咲ちゃんって・・・いい子だよね」

「なっ！（//▽//）」

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