【短】好き以上。愛してる未満。
う、わぁ…。
すっげぇ緊張するんだけど…。
だってよ、初めてなんだぜ?
マユミの部屋は、ピンクで女の子らしい部屋だった。
「…意外と綺麗にしてるんだな」
俺は、小さな声で呟いた…つもりだったのに。
「なっ!?失礼ねっ!」
ばっちり聞こえたらしい…。
「…ちっ、聞こえたのかよ。地獄耳じゃねーか」
「あ!そんなこと言っていいんだ」
…は?
「今日はせっかくアキトの好きなチョコケーキ作ったのに~」
「…なにっ!?…くれっ」
「こんなままじゃ、食べられないねぇ~」
「はぁ?」
「欲しかったら、ここまでおーいでっ」
そう言って、アイツはぴょこぴょこと部屋の中を走り始めた。
「…はん!ちょろいぜっ」
なんたって、マユミはトロいからな。
「捕まえたっ!」
「…え?きゃ」
ドサッ…。
すっげぇ緊張するんだけど…。
だってよ、初めてなんだぜ?
マユミの部屋は、ピンクで女の子らしい部屋だった。
「…意外と綺麗にしてるんだな」
俺は、小さな声で呟いた…つもりだったのに。
「なっ!?失礼ねっ!」
ばっちり聞こえたらしい…。
「…ちっ、聞こえたのかよ。地獄耳じゃねーか」
「あ!そんなこと言っていいんだ」
…は?
「今日はせっかくアキトの好きなチョコケーキ作ったのに~」
「…なにっ!?…くれっ」
「こんなままじゃ、食べられないねぇ~」
「はぁ?」
「欲しかったら、ここまでおーいでっ」
そう言って、アイツはぴょこぴょこと部屋の中を走り始めた。
「…はん!ちょろいぜっ」
なんたって、マユミはトロいからな。
「捕まえたっ!」
「…え?きゃ」
ドサッ…。