記憶のない少女
私の彼氏・・・・。
「あなたの彼氏・・・水庭泉くんよっ。」
水庭泉・・・・。
思い出せない・・・。
「彼ね・・・あなたを事故でかばったの。」
・・・・・・・・・。
・・・・・かばった・・・・。
頭には一つ・・・彼がとんな人か思い出せないけどこれだけはわかった。
良くないことがおきてる・・・。
「彼は・・・彼はどうなったの!?」
「・・・幸い死にいたらなかったことが奇跡だって・・・。」
生きてる・・・よかった・・・・。
「でもね、昏睡状態なの。」
それを聞いて私の心に安心は消えた。
「昏睡状態って・・・・そんな・・・。」