二人の男子に求められ
第1章
始まりの時
「はぁ…。ここどこ?」
あたしは今日から、高校生の森下儷亜。
今、初日から学校で迷ってます。
ここの学校は中等部も繋がっていて凄く広い…。
凄くレベル高いところなんだよー。
あっ、こんな説明してる暇ない入学式に遅れちゃう。
タッタッタ…
「キャッ…」
階段から、落ちる!
とっさに目をつぶった!
「あれっ?痛くない?」
「いったたた…」
えっ、下から声が聞こえる?
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