君がくれた、夏。
「大和~。おはよぉ~♪」
「おぉ!!みほりんとゆめちゃんおはよーっ。今日も可愛いね~!!」
「知ってるぅ~。」
「大和今日遊ぼうよ~。」
「ん~、気が向いたらね♪」
良い奴の反面、かなりの女好き。
女であれば誰にでも優しいからかなりモテる。
だけど、たくさんの子と遊びたいからなのか、特定の彼女は作らない。
来る者拒まず去る者追わずがこいつのポリシー。
「俺って、今日もモッテモテ~♪」
「お前ってほんと単純だよな。モテんだからちゃんと彼女作りゃいいのに。」
「疾風は分かってね~なぁ。」
「何が。」
「俺は皆のもんなの。彼女なんて作ったら皆が悲しむだろーが。」
ドヤ顔でそこまで言い切れるこいつの自信は一体どこからきてんだ。