おにいちゃん。


*。*。*。*。*。*。*。*

「みゃあぁ〜〜〜。」

「ん?チィちゃん?どしたの。」

チィちゃんは、 

あたしとぉにいちゃんが 
昔、公園で見つけた子猫。 

…今は子猫じゃないけど。 
昔からチィちゃんにだけは、ぉにいちゃんに対する本当の気持ちを打ち明けていた。 

「チィちゃん♪今日はちょっといいことあったんだよぉ?」

ぁたしは、ギュッとチィちゃんを抱きしめた。

「みゃ?」

チィちゃんは何もわかってないけど。 

「…チィちゃんはいいね。ぉにいちゃんにぎゅぅッてしてもらえて!」

「みぁ〜〜〜〜」

嫌がるチィちゃん。 

「ぁたしもぎゅッてされたい…」

そのまま、ベットに倒れこんだ。 

「…はぁ。」

隣の部屋にはぉにいちゃんがいる。 

「…静かだな。」

さっきからやけに静かだ。
なにやってんだろう…?


「チィちゃん…ぉにいちゃん何やってるんだと思う?」

「み〜。」


まさか、 

怪しいDVDとか見てるんじゃ?!


「いやあ〜〜〜〜〜っやだあっ」







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