おにいちゃん。


//////// 

「〜〜〜〜〜……っっ!」
やっ…やられた…。 

「…嘉穂。」

「…!!!?」

な…なに?! 






「もしかして、初めて?」


。 
。 
。 


「はぁッ?!/////」

「あれ?違う?」

「え……ぅ……。」


言い返せない…。 


あたし 


キスもえっちも 


まだ………。。。 







「俺が初めての人?」


ボッ☆


ぁたしの顔は 

真っ赤。


「なに赤くしてんの☆」


「べ…別にッ」


「…オレらさ、いつまで続くと思う?」


「え??」


「だってさ、いくら血がつながってないとは言え、親は再婚してるわけだし、戸籍上は兄妹なわけでしょ?」


「あぁ…、うん。」


そうだよね。 

いくら血がつながってないとは言え… 

表面上 
兄妹だもんね。 



………でも。






「でも、ぁたし…」

「ん?」

「ぁたし、裕恭が好きだもん…。もう諦めきれないもん…。」

「…うん、それは俺もだよ。」

「だから…いつまで続くとか…言わないで…?ぁたし…ずっと、裕恭と一緒がいい…っ」


「…うん。ごめんな…。」

そう言って裕恭は、ぁたしの頭を優しく撫でてくれた…。 







< 35 / 67 >

この作品をシェア

pagetop