おにいちゃん。



「だ…ダメだよ…ッ」

「…どうして?」 


裕恭は 
あたしの首筋にキスしてる。 

「印つけちゃおっか。」

「印…?」

「キスマークッ♪」


さらに 
強くキスをした。 

「ん…ッ」

「ん、ついた。」

「は…恥ずかし〜ッ」

慌てて、 
キスマークのついた首筋を手で隠す。 


「隠しても無駄。違うとこにもつけるよ?」

「〜!!やだ…!」


こんな恥ずかしい印、 

もうつけないで〜ッ 





「…触っていい?」


「はッ?!何を…?」

「カラダ。」

「なんで…?」



「嘉穂、可愛いから。嘉穂の可愛いとこ、もっと見たい。」


きゅんッ 


「裕恭…っ」

「ダメ?」

「…いいよ。」

「よっしゃ、やった〜〜☆☆」


え? 

態度急変? 

さっきまで泣きそうな顔してたくせにっ(泣)

また騙された〜〜ッッ 


「んじゃ、遠慮なく触らしてもらいます☆」

「〜〜〜〜…ッ」

「その前に」

「ひゃッ?!」

裕恭は 
あたしの右足をもち上げた。 

当然 
下着は丸見え。 

「ちょ…っ!見ないでっ」
スカートを手で押さえても、片足あがってるから、下着を隠しきれなかった。 
「…もぅッ恥ずかしぃッ」
「…可愛いよ。」

「なんでそんなこと言うの〜ッ?」

ヤバいよ。 

あたし今、顔絶対真っ赤だ。 


「じゃ、こっちの足も。」

と言って 
左足も持ち上げられた。 

これじゃ あたし、 
すごい格好になってるよッ//// 







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