未来へ

家に着いた後、葵ちゃんに電話して全て話したら家に来てくれたの。

この家を出て行くので全て処分しなくちゃいけないから、一緒に片付けをしてくれた。


「葵ちゃん、今まで色々とありがとー(>_<)」


「何言ってるの〜、これからもずっと友達なんだから( ; ; )」


私はケータイも解約する事も伝えた。

葵ちゃんは、住所とメルアド、ケータイの電話番号を書いて、


「何年何十年経ってもいいから、いつか連絡してくれる?

私は柚月ちゃんの事、ずっと忘れないから」


「ありがとう。いつか必ず連絡するよ。それまで待っててね。

あっ、その時は葵ちゃん、彼氏さんと結婚してるかな(笑)」


「もう、柚月ちゃんったら(笑)じゃ、帰るね、また会える日までさよなら」


「うん、さよなら」


私達は、最後にハグしてお別れした。



そして、学校に退学届けを出し、大家さんにも挨拶して、

この街を去って行った・・・・・




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