未来へ

ふと目を覚ますと、優しそうな方達が私の顔を覗き込んでいた。

その人達はホッとした様な顔をした。


「あなた、教会で気を失ってたわよ、大丈夫?」


「あっ、すみませんでした(汗)大丈夫です、お借りしてすみません」


「謝らなくていいのよ。とりあえず、これを飲みなさい」


「ありがとうございます」


「あなたはこの辺りの人じゃないわね。どうしたの?」


私は全て事情を話したの。そしたら、もう1人の方と相談し始めた。

しばらくしてから、その人達は私の顔を優しく見ながら、


「今日から私達の所で働きなさい。私達は、施設を運営してて、

ちょうど人が足らなくて大変なのよ」


「えっ!?ほんとにいいんですか??」


「ええ、その代わり大変だから」


「ありがとうございます!!!」



そして私はがむしゃらに頑張ってきたの。






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