【短編】花飾りの魔法



「あっ、じゃあさこの花髪につけてみてよ」

「はあ!?お前が付けろや」

「私は隼に付けて貰いたいのッ」

「いいやん。お前だけで」

「じゃあ私が付けたら隼もつけてくれる?」

「分かったよ。付ければいいんだろ、付ければ」


隼は嫌がりながらも花を自分の髪にさした。

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