黒猫ちゃんの憂鬱1
数分後、家に着き、ベッドに萌を降ろす。
夕食は外出するかな。
ちょうど今日、”新月”だし。
潰そうかな。
私は風呂場へ向かった。
服を脱ぎ、ドアを開け、シャワーの水を出す。
「・・・」
髪の毛が濡れて、全身が濡れると、キュッと水を止めて、タオルを巻いて脱衣場に行った。
脱衣場にくると、いきなりドアが開いた。
『うわあっ!!トイレじゃなかったのかよ!!』
もちろん、萌が寝てるので萌はこない。
佐久矢だ。