黒猫ちゃんの憂鬱1
ヴォンヴォンと、大きな音が近づいてくる。
気絶しそうなヒロにメットを渡すと、走り出す。
ちょうど単車が見えたとき、右足を支えに左足を上げて回り、単車の先頭の奴の顔面を蹴る。
後ろに吹っ飛び仲間の単車に轢かれる。
うっわ、痛そう。
吹っ飛んだ奴の単車は倒れ、横になって停止した。
『な・・・っ』
同様した下っ端たちは、動けずに吹っ飛んだ奴の単車に引っかかってバイクごと回転。
・・・バカじゃねぇの!?!?