黒猫ちゃんの憂鬱1



『ん、おまたせ。月のフルコース3人前な。』














「早くない??」












『気づいてねえの?月は黒猫になるときは絶対に夕食はここで食べるからな。前もって材料を準備してたんだよ』









「人間観察が良い事で」











『月にしか人間観察は特有できねえけどな』









そういって、私の隣にいすを持ってきて、座った。








『お味はどうですか?お姫様』










ニコニコ笑顔の春。







私はこの笑顔が一番好き。








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