黒猫ちゃんの憂鬱1
「五月蝿い、もうちょっとで着くから暴れんな」
そういうと、あっという間に帝王の溜まり場に着いた。
ん~、どう登場しようかな。
まぁとりあえずドア開けようかな。
「こんばんは~」
私の声とともにガラガラッと音がする。
私が声をかけたのにもかかわらず、中は誰もいなかった。
『月が着たのに、何でいないわけ?』
『もしかしたら、他の族倒しに行ってるんじゃね』
「そうかもね~」
そういって、出ようとしたとき、
『おい、テメェら、黒猫じゃねえか。こんなとこでなにしてる』
帰ってきた??