黒猫ちゃんの憂鬱1
『月ーーーーーーーー!!!合いたかったぞーーーー!!』
そういって、萌たちを避けて通って抱きついてきた、
「お兄ちゃん・・・」
すいません、兄がいてですね、留学していたのです。
まさか今日帰ってくるとは思わなかった。
てか勢いありすぎて押し倒されてるし。
『お兄ちゃんなぁ、がんばって優で成績とってきたよーー!!』
そういって、私を抱きしめる。
まぁ、がんばってるのはわかるよ。
やせてるし、顔色もよくはない。