黒猫ちゃんの憂鬱1




「ふ~」









何気なくリビングに戻ると・・・。











ニコニコした兄。








『どうせ月は最低限の物しかもって行かないと思ったから、携帯と財布。』










「よく分かってんね」









受け取って、椅子に座った。









「へ~、美味しそうじゃん」









上から目線で言う私に対して兄は、









『だろ?オリーブとか、使ってみた』








ニカッと笑って、うれしそう。








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