黒猫ちゃんの憂鬱1



ふざけてんの?





『よし、できた。・・・わ~~~月可愛い!!!』










ぎゅっと萌が私に抱きつく。









・・・萌には悪いけどさ、















暑苦しいよ。










「はい行くよ。」









私は靴をはいて携帯と財布を持って出た。








『ちょっと待ってよ~~!!』









『俺をおいていくなんていい度胸してんじゃねぇか』








そういいながら私を見下ろす佐久矢。









図体デカいだけのくせにどの口がほざいてんの。






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