黒猫ちゃんの憂鬱1



ギリギリで、月を受け止めたけど、どうしたんだ?










「どうしたんだ?」










肩で息をする俺をみて佐久矢が言う。











『萌が、月を笑わせたら、笑いが止まらなくなって最後に呼吸困難になった。』











・・・








「よかった。」












そういうと、











『どこがいいんだ。月は意識を手放してる。』









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