意地悪LOVER
そうしているうちにひかりの秘部からは愛液が溢れ始めて、指も入れやすくなった。


そして、クチュ…といういやらしい水音が部屋に響きはじめる。


ガラにもなく、興奮してる。


もう我慢できないと、そう感じる。



「…や…、やぁっ…!ん…は…」

「…気持ちいい…?」


指を動かすたびにビクンと反応するひかり。
それが嬉しくて俺は思わずそう聞いていた。


「わ、分かんないっ…!」


そう言って顔を隠すひかり。
その姿が可愛くて、思わず笑みがこぼれてしまう。



おかしいな。さっきまですげー喧嘩してたのに。
なのに、今はこんなことして。やっぱ俺のこと疑うのかな。これじゃぁ、体目当てだって言われてもおかしくないよな。




でも、とまらないんだよ。ひかりが俺を嫌いじゃないと言ってくれ、こういう行為をすることも拒否しないことが俺は嬉しくて嬉しくて…自分を止めることが出来ないんだよ。




「…も、入れてい…?」


「……うん……」


俺の切羽詰ったようすを見て、ちょっと驚いた顔をしたひかりだったけど、すぐ小さく頷いてくれた。


俺は急いでズボンから自分をとりだし、避妊する。

そしてゆっくりひかりの秘部へと近づけていく。
入り口に自分をあてがって、押し入れていく。



「いっ…!!!」


ひかりの痛そうな声が部屋に響きわたる。
ああ、痛いよな。ひかり泣いてる。あんなに強がりなひかりが、強がることさえ忘れて涙をいっぱい流してる。



だけど、ごめん。今の俺はとまりそうにないんだ。
だって今、この瞬間がどうしても幸せな瞬間に感じるから。


やめたくて…でも。やめたくないんだ…!



「痛い?…我慢できる…?」

「…いた…い…」

ひかりの様子を伺いながらゆっくり進める。
そして少しでも痛みが紛らわせれるように俺は再びキスを落とす。


すると、少しずつだが。
ひかりの中へと進みやすくなった。


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