パラサイト ラブ
独りぼっちの私を可哀相だと思ってくれたのがきっかけだというのに、そんな台詞で終わりを告げられた私は、打ちひしがれた。
だけど、またすぐに別の男ができて、私は今度こそ離してなるものかとやっきになった。
そして、それが裏目に出た。
過度な束縛……
男はそれが嫌いみたいだ。
交際期間の長い短いは多少あるけれど、その後付き合った男たちはみんな私のそういう部分にうんざりして離れて行った。
それでも私は男を求めることを止めない。
誰かの温もりがないと、寂しさに押しつぶされそうになるから。