パラサイト ラブ

高級なレストランを予約して、夜景をバックに食事。

その途中で男性が着ているジャケットの内ポケットから、おもむろに指輪を取り出して

『結婚しよう』と言う。



プロポーズって、なんとなくそういうものだと思ってた。



女性がロマンチックだと感じるシチュエーションを男性が一生懸命にリサーチして、用意周到で当日に望む、人生の一大イベント。



そんなイメージとは全くかけ離れた、龍ちゃんのプロポーズ。



トイレが高級レストランに勝るとは誰も思わないけど…

私にとってはあの場所が、とても大切で、とても愛しいものになった。



私が初めて“永遠の愛”を信じてみようと、思えた場所だから。


< 80 / 216 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop