−遠く儚く−
「さて、ヒナ。」
「なっ何?」
「昨日は・・・・悪かった。」
「私のほうが・・・・叩いてしまってごめんなさい。。。」
逆にヒナから謝られてしまった。
「いや、そのことは気にしていない。」
俺の言葉を聞いてホッとしたのかヒナの顔から緊張がなくなった。
「よかった・・・・」
ヒナの顔がほころぶ。
「ヒナ・・・・」
「何?」
「キスしてもいいか?」
(なっ何言ってるの?)
ヒナの顔が真っ赤になる。
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