−遠く儚く−


ガチャ・・・・


「アイク、アイラ。。。ちょっと来てくれないか?」



その部屋には騎士隊長のアイクと、騎士隊副隊長のアイラがいた。





二人は双子だ。
だから、顔がよく似ている。


髪をポニーテールにしているほうがアイラで、下でしばっているほうがアイクだ。



『これはこれは殿下。何のご用で?』


アイク、アイラは俺の幼なじみだ。



『兄様、もっと丁寧に話しなさい。』


「イヤ、いい。こちらのほうが落ち着くのでな。」



『そら言った〜アイラのアホ〜(ゴン)ってぇ!!!!』




・・・・ぷっ


「クククッ・・・・」



『わっ笑わないで下さいよっ!それでっ?何のご用です?』




「お前達に護衛してもらいたい娘がいるのだが・・・・」

『護衛ぃぃ〜?俺達が?誰を?』




「女神レジーナの生まれ変わりだ。」













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