−遠く儚く−


『アルファ様っ!』



後ろからアイラの声がしたが、気にしないで走る。





〜〜〜〜〜〜〜〜〜



ガチャッッ!!


「ヒナッッ!!!!!!」




「アル・・・・?どうしたの?」



「ヒナ・・・・よかった・・・・」

ギュッと抱きしめる。


「アル・・・・私、大丈夫だよ。怖かったけど、アイクとアイラが助けてくれたから。」



言い終わった瞬間に唇を奪う。


「ん・・・・ぁふ、ア・・・・ル」



安堵が広がる。





「ヒナ、ヒナ、ヒナ・・・・」

「アル・・・・?私、ここにいるよ・・・・」



「ヒナ、愛してる。」

「うん。私も愛してる。」












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