−遠く儚く−



ーーーーーアルファSideーーーーー



一週間後





コンコン




部屋に誰か来た。



『殿下・・・・ライルです。』




ライルとは、俺の右手のような存在の男だ。




「入れ。」






『失礼いたします。』



こんな真昼間に何の用だ?



「何だ。」



『ヒナ様の事でお話が。』





また、ヒナに何かあったのか・・・・?













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